おうち英語って、やっている最中は本当に効果があるのかどうか不安になりますよね。
我が家もディズニー英語システム(DWE)を使いながら掛け流しを続けてきましたが、しばらくの間は子どもたちのアウトプットがあまり見えず「このままで大丈夫かな?」と悩む日々でした。
そんな中、2歳の次男が空を見上げてふと口にした言葉—— “Bird!”
毎日のように “It’s a bird.” と語りかけてきたフレーズが、ついに自分の言葉として出てきた瞬間でした。
たった一言ですが、この経験が私にとって大きな自信になり、これまでゆるく続けていた語りかけを本格的に続けてみようという原点になっています。
今回は、語りかけを本格的に始めて4ヶ月で感じた変化や成果をまとめてみたいと思います。
スタート時の状況
語りかけを始めたのは、子どもたちのアウトプットがほんの少しずつ見え始めた頃。
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娘(現在6歳):3歳半からスタート
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長男(現在4歳):1歳半からスタート
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次男(現在2歳):マタニティ期から
 
2年半ほどDWEの掛け流しは続けていたけれど、英語を話すことはあまりありませんでした。
語りかけ開始前の英語力
当時の子どもたちの英語力はこんな感じ。
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発語は少なめ。返事は「Yes」「No」が中心。
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娘は英語に消極的で、英語動画もすぐ「日本語がいい」と切り替えがち。
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長男と次男は抵抗感は少ないものの、センテンスで話すレベルにはまだ遠い。
 
いわゆる「2000時間のインプット」は達成しているつもりなのに、アウトプットがない。この状況を変えたいというのがスタート時の正直な気持ちでした。
4か月間の取り組み内容
我が家のルーティンはこんな感じです。ここに語りかけを追加し4ヶ月様子を見ました。
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掛け流し
朝、「Straight Play」を見終えたあとは、寝るまで「Sing Along」をずっと掛け流し。余裕がある日はお風呂で「Story and Songs」を流し朝の復習をするようにしています。 - 
映像コンテンツ
YouTube Kidsで許可した英語動画のみを見れるようにしています。日本語アニメは、一人1話自由に選び、それ以上見たい場合はYouTube Kidsの英語アニメを見るようにしています。 - 
語りかけ
日常の定番フレーズを少しずつ英語に置き換え。
“Let’s wash your hands.”
“It’s time for bath!”
など、生活に直結した声かけを意識しました。 
見えてきた変化
4ヶ月経って、少しずつ実感できる変化がありました。
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理解が進んだ
“It’s time for bath.” と言うと遊びをやめてお風呂へ行くようになったり、
“Close the door.” など、簡単な指示が通るようになりました。 - 
アウトプットの芽
Mine! / My turn! / Watch out! など、短いフレーズが自然に出るように。
英語アニメから仕入れた “Hurray!” や “Eww” などの感情表現も増えました。 - 
態度の変化
嫌がっていた英語動画も、今では自分から見たがるように。娘は「これってどういう意味?」と聞いてきたり、日本語に訳して教えてくれることも出てきました。むしろ日本語アニメを見ない日もあるくらいです。 - 
兄弟それぞれの特徴
娘:英語で話しかけると英語で返そうという姿が出てきた。文法がグチャグチャながらもセンテンスで返そうとすることも増えていました。
長男:口数は少ないが理解度が高く、英語の魚動画を理解して説明できる。リスニング力はついているのだなと実感。
次男:月を見て「Moon!」、ボールを見て「Ball!」と言うなど、日本語と同じペースで英語のアウトプットも出始めるように。赤ちゃん期からのインプットの強さを感じます。
 
成果を感じたエピソード
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朝食後、次男と冷蔵庫前で交わしたやりとり。
“What do you want? Cheese?” → “No!”
“How about this?” → “No! Yoghurt!”
英語で小さなやりとりができるように。 - 
毎日聞き続けてきた“Where is the remote?” (リモコンはどこ?)に長男が “I don’t know” と返事をするように。
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娘が探し物をしているとき。
“Where did it go? … I found it!” と、
いつも私が使っているフレーズを、そのまま自分の言葉にしている。 
今後の課題
まだ単語や短いフレーズが中心なので、これからはセンテンスアウトプットに繋げたいです。
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DWEのSBSやBook読みを強化
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語りかけを質問形式で増やす
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ごっこ遊びやゲームに英語を取り入れる
 
新しい教材に手を出すより、まずは今あるDWEを使い込む。CAPやイベントも活用しながら、地道に続けていきたいと思います。
まとめ
語りかけ4ヶ月で感じたのは「小さな積み重ねが確実に形になる」ということ。
大きな成果はまだ見えていなくても、
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指示に反応できるようになった
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短いフレーズが口から出るようになった
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英語への抵抗が減った
 
こうした変化は、確実に次のステップにつながっていると思います。
「うちも成果が見えない…」と悩んでいる方がいたら、まずは日常の声かけ1つを英語に置き換えるところから始めてみてください。
  
  
  
  
    