おうち英語をしていると、食卓やリビングで
「それ持ってって」「持ってきて」「運んで」
と子どもに声をかける場面がたくさんありますよね。
でも英語にするとき、
take / bring / carry のどれを使えばいいのか迷ったことはありませんか?
この記事では、おうち英語のシーン別にわかりやすく解説します。
1️⃣ take:今いる場所から離れていく方向
「(ここから)あっちに持っていく」イメージ。
話している人から離れる方向に動くときに使います。
💬 おうち英語の例
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Take your plate to the kitchen.
(お皿をキッチンに持っていって) - 
Take this toy back to your room.
(このおもちゃ、自分の部屋に戻して) - 
Take your shoes to the entrance.
(靴を玄関に持っていって) 
💡豆知識
「〜に戻す」は take back〜 と言うとより自然。
Take the ball back to the basket.(ボールをカゴに戻して)
2️⃣ bring:話し手のほうに向かってくる方向
「(あっちから)こっちに持ってくる」イメージ。
相手が話し手のほうに物を持ってくるときに使います。
💬 おうち英語の例
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Bring me a spoon, please.
(スプーンを持ってきて) - 
Can you bring your homework here?
(宿題をここに持ってきて) - 
Bring your hat to me.
(帽子を持ってきて) 
💡豆知識
外遊びから帰るときに「何も持って帰らないよ!」と言いたいときは Don’t bring anything back. でOK。
3️⃣ carry:運ぶという動作そのもの
「持ち運ぶ」ことを表す単語で、方向は関係ありません。
重い物やかさばる物、抱える物を運ぶときにもよく使います。
💬 おうち英語の例
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Can you carry the laundry basket?
(洗濯かごを運んでくれる?) - 
Don’t carry your baby brother like that.
(赤ちゃんをそんなふうに抱えて運ばないで) - 
I’ll carry the picnic bag.
(ピクニックバッグは私が運ぶよ) 
💡豆知識
「〜を持ち歩く」も carry。
I always carry a water bottle.(いつも水筒を持ち歩いてる)
まとめ(使い分けイメージ)
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take → こっち → あっち(離れる)
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bring → あっち → こっち(近づく)
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carry → 運ぶ動作(方向関係なし)
 
📌 おすすめ練習法
日常の中で子どもに頼むとき、まず方向を意識してみましょう。
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キッチンからテーブルへは bring
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テーブルからキッチンへは take
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重い段ボールは carry
 
この感覚がつかめれば、もう迷わなくなります✨
  
  
  
  
    